こんには、スタッフの木村です。

まだまだ寒い日があり体調いかがでしょうか

今日はご存知の葛根湯についてちょっとかいてみます。

漢方薬で知らない人がいないくらい、有名な葛根湯のお話を今更ながらしてみようと思います。

私の漢方勉強会でのエピソードなのですが、葛根湯は白湯かお水で服用とのテキストを読んで、ある人が先生に

漢方薬を飲むのにいちいちパイタンスープを作るとはめんどくさいいんですね？との質問がありました、

白湯＝さゆ　が正解です。中国由来の漢方だけに、パイタンと読んでしまったのですかね。（笑）

余談でした、さて、この葛根湯の歴史は後漢の末期から、三国時代にかけて、傷寒論という古典にあるとっても昔からあるお薬なんです。

落語でも出てきます、ヤブ医者がどんな症状でもなんでも葛根湯を出すというお話です。あながち間違いで無いと思う所があります。

冷えは万病の元と言います、葛根湯で暖め邪気を追い払う点では良いお薬ですね。もちろん、胃腸虚弱や心臓疾患の方には、向いていないので注意も必要です。

葛根湯は生姜湯と一緒に熱湯で溶かして飲むとよりポカポカ温まります。